僕は一応、ポリシーとしてこのブログには仕事の話、会社の話は極力書かないようにしているのだけど、今日は特別。(会社や仕事のカテゴリーがないので「その他」)
今勤めているITベンチャーでは、僕は「執行役員営業部長」という肩書きなのだけど、どうも以前から自分の名刺でこれを見るたびにすっきりしない。 気持ちがよくない。 なぜかというと、「営業部長」なんて社内向の役割だよね。会う人(顧客であったり、そうでなかったり)から見ると、「ふうん、この会社では彼が営業しているんだあ。」とか「営業を仕切っているんだあ」と見るだけ。人によっては、「頭の中は売上や利益のことばかりなんじゃないか」って思うかも。投資家とか銀行なら、そういう会社における役割分担が気になるかもしれないけれど、その他大勢の人にとっては、なんのインパクトもない。何も語りかけてこない、つまらない肩書き。 これは僕のポリシーとは違う! 僕はどこで働こうが、どんな部署で働こうが、いや、実は公私のどちらにおいても「企画マン」であり、大小の「事業開発」をやってきたキャリアの人間である。しかもこの2-3年くらいは案件(公私の別なく)ヒット率もかなり上がってきていて、お客さんからも時々、「あなたって営業マンって感じじゃないよね。」とか「どちらかというとプロジェクトの仕掛け人だよね」といわれて、嬉しく思ってきた。 そうなんだ!漠然と自分で目指してきたのは「事業開発プロデューサー」。 #この「プロデューサー」にはこだわりがあるのだけど、それはまた次の機会に。 それなら名刺の肩書きもそうしてしまおう!という風にこの週末に考えて、社内の会議に諮って午前中のうちに肩書きの変更を決めてしまった。突然の話で皆さんポカンとしていたみたい。 そのまま名刺にプリントした紙を貼り付けて(久しぶりの工作)、名刺の肩書きはとりあえず表だけ「執行役員 事業開発プロデューサー」に。 このほうが名刺を渡された人にも、僕が何をしてくれそうな(しでかしそうな)人なのかイメージがわきやすいかも。内部向の肩書きをみせらるより、外に向かって語りかける肩書きのほうがずっと面白いはず。それに今の僕ならば看板倒れでもない。より一層、「事業開発プロデューサー」のプロフェッショナルとして精進しよう。 ということで、さっそく初めて訪問する会社でこの名刺を配る。気分よし。
by haruyamablog
| 2006-05-22 20:33
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春山祥一 プロフィール
銀行員を12年やって2002年にITベンチャーに転職しました。
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