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Wikipedia

Wikipediaを見ていたら、フィンランド語版と、さらにサーミ語版があることに気づいた。

面白いなあ!
こういう多言語百科事典が無償で、しかもどんどん成長する形で提供されるなんて、すごいことだ。しかもフィンランド語版は読んでいるだけで楽しい。ブログよりも用語集的な癖のない記述だからわかりやすいし。

ところで、記事数はやっぱり各々の言語の人口に比例するのかなと思ってざっと調べてみた。一応、社会言語学を勉強していたので、いろんな言葉そのものの名称はだいたい察しがつくけど、インドやアラブの言語は文字が読めないので省略。

 言語   記事数

英語版  1,131,336本
ドイツ語版  397,469本
フランス語版 284,435本
ポーランド語版 234,412本
日本語版  211,940本
スウェーデン語版 159,792本
イタリア語版 156,779本
スペイン語版 117,300本
ロシア語版 74,469本
中国語版  67,441本
フィンランド語版 61,700本
ノルウェー語版 60,677本
デンマーク語版 42,112本
ハンガリー語版 31,255本
インドネシア語版 24.564本
韓国語版   23,667本
サーミ語版 749本

ふーん。意外な国(ポーランド、スウェーデン)が結構健闘しているなあ。日本もなかなか。
こういう分野は、単に人口やITの普及よりも、民族の性格というか文化的な成熟度が出てきそうな気がする。定点観測すると面白いかもしれない。
by haruyamablog | 2006-05-13 21:40 | IT
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